日本にある夢の国、東京ディズニーリゾート。
障がい者向けサービスも整っており、少しでも快適に過ごせる配慮がなされています。
でも、見えない人ってアトラクションは楽しいの?!
今回は見えない人視点でも楽しい!と感じる、ディズニーアトラクションをご紹介します。
視覚障がい者にとってディズニーは楽しいの?
(友人妻)
みんなご存知の通り、私はディズニーが大好きなのだけど(笑)
見えない人は視覚情報がない分、パークは楽しめているのか気になるんだよね。
(友人)
4人で遊びに行った時も、気にせずアトラクション乗ったり、ショーを見たりしてるけど、よーすけの視点だとやっぱり感じ方違う?
基本的にみんなと同じく楽しいよ!友達と一緒っていう部分もあるしね!
一方で、アトラクションの楽しいポイントはちょっと違うかもしれない。
視覚情報がない分、感じ方は異なるかな。
見えない人でも楽しめるディズニー。仲間と一緒ということも、楽しみの一つと思います。
障がい者向けサービスにも触れながら、見えない人でも楽しいポイントを掘り下げてみましょう!
パーク内の障がい者向けサポート
まずは基本的な障がい者向けサービスについて。
ディズニーへの入園時、障がい者がより快適に楽しく過ごせるよう、様々なサポートがあります。
〜障がい者向けサービス ※障がい者全般(一例)〜
◆インフォメーションブック
◆ディスアビリティアクセスサービス
◆合流利用サービス
※詳細はコチラ▼▼
視覚障がい・精神障がい・知的障がい・発達障がいのある方、また、肢体不自由の方で移動に同伴者の補助が必要な場合には、健常者の同伴が必要です。
そして、<視覚障がい者向けのサービス>として、以下のサポート&サービスがあります。
〜視覚障がい者向けのサービス〜
◆アトラクション利用
◆触地図/音声触地図
◆スケールモデル(模型)
◆キャラクターのスケールモデル
◆ディズニーハンディーガイド
パーク内に点字ブロックが無いので、人混みもあり、一人で楽しむのは難しいのが現実。
それでも、仲間や家族と楽しむという部分で、きちんと配慮がされています。
スケールモデルは手で触って、建物やキャラクターの特徴を掴むことができます。
また、パークの地図も立体的なものが用意されているので、手で触って全体像を把握しやすいですね。
対象の障がい者手帳をお持ちの方は、1デーパスポートの特別割引もありますので、一度体験しに行ってみる価値アリです。
※現在はコロナウイルスによる営業内容変更により、内容が一部異なる可能性があります
事前に確認の上、ご利用ください
視覚障がい者にとって楽しいアトラクションとは?
(妻)
見えないと、見える人とは異なる感覚でアトラクションを楽しむと思うんだけど、これは楽しい!ってアトラクションある?
もちろんあるよ!
せっかくだから、見えない人目線でおすすめのアトラクションを紹介するね!
視覚障がい者にとって、より楽しい!と感じるアトラクションはどれでしょう。
全盲であるメンバー、よーすけの視点を元に紹介していきます!
ディズニーランド編
①スペース・マウンテン
トゥモローランド一番の人気アトラクション『スペース・マウンテン』。
見える人にとっては銀河や流星群の、美しい宇宙の世界を見ることもできます。
<見えない人POINT>
★ハイスピードで走る絶叫系アトラクションのため、速さを体で感じられる
★高速で動くことから、上下左右と揺れもあり、予測ができずスリリング
②スプラッシュ・マウンテン
クリッターカントリーといえばこれ!
丸太形のボートに乗って、滝つぼめがけて45度の傾斜をダイブする『スプラッシュ・マウンテン』。
<見えない人POINT>
★水の流れる音など、涼しさを感じられる
★キャラクターの会話や陽気な音楽を楽しめる
★見える人もドキドキの滝つぼダイブは、見えない人にもスリリング!
ディズニーシー編
①センター・オブ・ジ・アース
シーの中央にそびえ立つプロメテウス火山を滑り降りる、スリリングなアトラクション。
見える人にとっては、地底の美しく神秘的な光景も目にすることもできます。
<見えない人POINT>
★地底の美しい光景は、弱視の方にも青や赤、緑の蛍光色に近い色を感じられるかも?!
★火山発生からのスピーディーな動きは、予測不能でスリリング
★プロメテウス火山を滑り降りる際、一瞬屋外に出るため、風を感じられる
②タワー・オブ・テラー
アメリカンウォーターフロントにある、ちょっと怪しい大きな建物・・・
ニューヨーク市保存協会の見学ツアーに参加して、ホテルのエレベーターに乗り込みます。
<見えない人POINT>
★キャストさんのアナウンスや乗り込むまでの仕掛けに、ドキドキと恐怖が増す
★ホテル最上階からの急下降は、見えなくても身の毛よだつ!
番外編
ここでちょっと番外編。
見えないよーすけが体験して楽しかった『ゲーム』をご紹介します!
○【東京ディズニーランド】ジャングルカーニバル
ディズニーランド内、アドベンチャーランドにあるゲームエリア。
<穴めがけて丸太をとばすゲーム><ボールを転がしてゴールを目指すゲーム>の2種類が楽しめます。
★1プレイ 1人500円
○【東京ディズニーシー】アブーズ・バザール
こちらはディズニーシー内、アラビアンコーストにあるゲームエリア。
<ボールを転がしてシュートするゲーム><ボールを転がして、指定のお皿に乗せるゲーム>の2種類が楽しめます。
★1プレイ 1人 500円
上記はどちらも視覚情報が頼りになる内容ですが、見える仲間の声やキャストさんのアドバイスを頼りに、見えない人でも楽しむことができるんです!
どのゲームもクリアすれば、クッションやぬいぐるみがもらえます。
そして失敗しても安心!キャラクターピンをもらえるので、思い出になりますよ♪
視覚障がい者と、パークを楽しんでみよう!
(友人妻)
視覚情報が多いアトラクションもあるから、全員が楽しめるわけじゃないのかな〜って思っていたけど、見えないからこその目線があってよかった!
(妻)
私もディズニー大好きなので、同じように楽しめて嬉しいです。
見えない人も、気兼ねなくパークで楽しんでくれたら良いですね!
視覚情報がないがゆえ、全ての雰囲気を感じにくいものもあるけど、みんなと変わらず、楽しい!って思うよ!
いつか、視覚障がい者が受けられるサービスを実際に使った様子も紹介したいな〜
いかがでしたか?
視覚情報も多いエンターテイメントやテーマパーク。
見えるからこそ楽しめるアトラクションがあるのも事実ですが、見えなくても、パーク側の配慮や新たな視点で、楽しめるポイントは沢山ありそうです。
同伴者も、見える人と楽しむディズニーとはまた違う楽しさやワクワク、パークキャストとのコミュニケーションが楽しめそうですね!
ぜひ、見えても見えなくても、ディズニーを体験してみてくださいね♪