あなたはどう思う?たった一度しかない人生!視覚障害とオンライン学習

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こんにちは!一般社団法人With Blindのよーすけです。私は生まれつき目がほとんど見えません。

幼い頃から、周りの景色がだんだんとぼやけていく中で、視覚のない世界でどう生きていけばいいのか、何度も悩みました。

そんな私が、同じような境遇の人たちと力を合わせ、オンラインで学ぶ場「With Blind」を作りましたので、今回はこのスクールを作った理由についてお話しします。

この記事で伝えたいこと…

  • 目が見えなくなるのはどういった気持ちなのか
  • 何が一番辛いのか
  • 就職活動や学習はどのようにするのか
  • オンラインスクールを設立した背景はどういったものか
  • オンラインスクールは誰が対象でどんなことを学べるのか
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見えない世界で生きることとは


子どもの頃は、友達と外で遊ぶのが大好きでした。でも、病気により視界が狭まるにつれて、ぶつかったり、転んだりすることも増えてきました。

鬼ごっこも難しくなり、だんだんと友達との距離ができていきました。

習い事の水泳では、先生の「スタート!」の声を合図に泳ぎました。通常は手を挙げたらスタートなのですが、私はそれが見えないため声を出してくれました。

習字では、先生に筆の運び方を丁寧に教えてもらうのが楽しみでした。
先生は、私が筆をどこへ動かすのか、手を添えて優しく教えてくれました。

医者からは、網膜色素変性症と診断され、視力が徐々に低下していくことを告げられました。心の準備はしていたつもりでしたが、現実は想像以上に厳しかったです。

見えなくなることへの不安からか、将来に希望を持てなかったからか、それとも単に誘惑に弱かっただけか、中学や高校では勉強をサボったり、部活も中途半端にしてしまったりしました。今思い返しても、恥ずかしい青春時代です。

高校3年生の時にアメリカに留学し、様々な人々と交流することで、少しずつ自信を取り戻していきましたが、帰国後も心のどこかにはもやもやとしたものが残っていました。

就職活動の壁

大学を卒業し、就職活動を始めると、新たな壁にぶつかりました。

「見えないからできない」という固定観念に縛られ、多くの企業から門前払いされる日々が続きました。

100社ぐらいはエントリーしたと思いますが、視覚障害を理由として断ってしまうと「差別」に該当するので、あからさまに理由を教えてくれる採用担当者はいませんでしたが、なんとなくそれを感じていました。

ある企業の面接では、「あなたの能力は素晴らしいが、私たちの会社では、あなたに合った仕事を提供できない」と言われました。その言葉は、私の心に深く突き刺さり、やる気を失いかけました。

読者に伺いたいです。仕事は、自分に合わせてくれるものなのでしょうか。

自分が仕事に合わせていくのが当たり前です。しかし、多くの企業は、視覚障害者に対して、そのことを理解してくれませんでした。
視覚障害があると、仕事に自分を適応させていくことはできないと判断されることが多かったように思います。

「情報の9割が視覚から」入手すると言われる語源が、このことを表しているようにも思えます。
それほど視覚情報というのはこの世の中で重視されていることなんだと思います。

悔しいですが、見えないことは何もできないことと考えてしまうのは、ある種しかたないことなのかもしれません。

「With Blind」を始めた理由

就職活動で苦労した経験から、視覚障害者に対する社会の理解がいかに不足しているのかを痛感しました。

そして、私と同じように「学びたい」と思っている視覚障害者がたくさんいることに気づきました。

そこで、視覚障害者でも、誰でも、どこに住んでいても、自分のペースで学べるオンラインスクール「With Blind」を始めることにしました。
そうすることによって、私のような辛い経験をする視覚障害者を少しでも世の中から減らしたいと思いました。

工夫次第で、視覚障害者も結果を残せるという立証を積み重ねていかなければならないと感じました。

「オンラインスクールWith Blind」で学べること


「With Blind」では、プログラミング、ヨガ、語学など、様々な講座を開いています。
マンツーマンで学べるということ、視覚障害に特化しているので教材を自分で探す必要もないことも大きな特徴です。

特に人気なのがプログラミングの講座と、算数、ヨガの講座です。視覚障害者でも、特別なソフトウェアを使えば、プログラミングを学ぶことができます。
ヨガの講座もおすすめです。ヨガをすることで、心も体もリラックスできます。
見えない中でも、ヨガを通して自分自身と向き合うことができるんです。

実際に学んでいる生徒さんの声


「With Blind」の生徒さんからは、「自信がついた」「新しいことに挑戦できるようになった」といった嬉しい声をたくさんいただいています。


ある生徒さんは、「学校での学習が難しかったけど、『With Blind』のおかげで、自分のペースで学べるようになった」と話してくれました。

サステナブルな存在として社会に貢献したい


「With Blind」は、単なるオンラインスクールではありません。
視覚障害者が社会で活躍できるよう、そして、多くの人に視覚障害について知ってもらえるよう、これからも活動していきます。


将来的には、海外の視覚障害者の方々にも、学習の機会を提供したいと考えています。

また、企業と連携し、視覚障害者の雇用促進にも力を入れていきたいです。
「With Blind」は、あなたも参加できるオープンな場所です。一緒に学んで、成長しませんか?

マンツーマンだからこそできること

  • プログラミング: 未経験者でも大丈夫!基礎から丁寧に教えます。
  • ヨガ: 心も体もリフレッシュ!自宅で手軽にヨガができます。
  • 基礎科目: 算数、数学、英語、地理、歴史なども学べます
  • 仲間との交流: オンラインコミュニティで、同じ境遇の人たちと交流できます。

「オンラインスクールWith Blind」で目指すもの

  • 視覚障害者の可能性を広げる: 誰でも学び、成長できる機会を提供します。
  • 社会の壁をなくす: 視覚障害者に対する理解を深め、共生社会の実現を目指します。
  • 未来を明るくする: 視覚障害者が自信を持って生きられる社会を作ります。

おわりに

「With Blind」の活動にご賛同いただける方は、ぜひご支援をお願いいたします。
「With Blind」の活動にご賛同いただける方は、ぜひご支援をお願いいたします。
皆様の温かいご支援が、私たちの活動の原動力となります。

【寄付はこちらから】

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With Blindでは視覚障害者向け、そしてその周囲の人向けにオンラインスクールを提供しています。

オンラインスクールWith Blind – 見えても 見えなくても学べる環境を

 

そして、視覚障害者を含むメンバーで「見えても、見えなくても」をコンセプトに日常や視覚障がいに関する記事を書いています。

その中でも「見える人へ」の記事はぜひ多くの方に読んでいただきたい記事になるので、多くの方に届く協力をよろしくお願いします!

この記事を書いた人
ようすけ

With Blindの視覚障がいがある、ちょっと面白い(本人談)男性

年齢:30代
出身地:大阪府
好きなもの:アイス、ポテチ、揚げ物、カルピス(←そのためちょい太りぎみ)

中学生の頃、病気で目が見えなくなるが、その後1人で世界一周旅行をするなど、人生をenjoyしている。
普段はブラインドサッカーを楽しむ。
夜は10時に寝て朝5時に起き、出勤途中でスタバでコーヒーを飲むという、なんちゃっておしゃれを楽しんでいる。

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