Twitter・Instagram・Facebookと数種あるSNS。
中でも、若年層や女性に人気のInstagramは画像がメインのSNSですね。
でも、視覚障害者はInstagramってどう利用しているんでしょうか?
実際に使用してみると、ある機能があることがわかりました・・・!
With BlindでSNS、始めてみました
(友人妻)
私たちがはじめたブログとか、普段何気なく楽しんでいることって、もしかしたらいろんな人が知りたいと思っていたり、シェアすることで楽しんでもらえる情報なのかもしれないよね。
InstagramとかTwitterでも発信してみるのってどう思う?
(妻)
いいと思います!
やってみたいです!
Twitterはやってるけど、Instagramってやってないな…。
(友人妻)
確かに写真とかがメインだから、見えないとどうするんだろー。
1人でも多くの人に記事を読んでもらいたい、私たちが感じたことをシェアしたいと思い、With BlindとしてTwitterとinstagramを開設しました!
Twitter↓
instagram↓
フォロワーさん募集中なので、SNSもぜひ覗いていただけると嬉しいです。
そして実際に開設してみて、SNSの意外な機能に気付きました!
Instagramの視覚障害者向け機能
Instagramは初めてだから、まだ使い方がわからないな〜
そういえば、Instagramには見えない人向けの機能もあるって聞いた気がする。
(妻)
そうだよ!
どんな画像かを読み上げる機能があるみたい!
(友人妻)
え、そんなのあるんだ!?
知らなかった!!
公式instagramのブログから↓
視覚障害をお持ちの方にもInstagramを簡単にご利用いただけるよう、2つの新しい改善を導入します。視覚障害を持つ人は世界中に2億8,500万人を超えます。Instagramのアクセシビリティが向上することで恩恵を受ける方は多くいらっしゃいます。
https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/improved-accessibility-through-alternative-text-support
Instagramが2018年頃に発表した『代替テキスト機能』。
見えない人もInstagramを楽しめるよう、2つの機能が追加されています。
①自動代替テキスト
AIによる自動解析機能により、写真に写っている可能性のあるものを自動認識します。
②カスタム代替テキスト
写真をアップロードする際に、投稿者側が写真の詳しい説明を追加できます。
上記2つの代替テキストによる文字情報を、見えない人が普段使うスマートフォンやパソコンの音声読み上げ機能で認識して、読んでくれます。
これで見えない人も、どんな写真がUPされているのか、理解できますね!
AI機能のみでは、例えば飲食店など、お店の名前まで読み上げることは難しそう。
フォロワーに視覚障害者がいる場合や、また、たくさんの人に楽しんでもらうためにも、『カスタム代替テキスト』機能で、より細かく様子をシェアしてあげると喜ばれるかもしれませんね。
ちなみに、WithBlindの初投稿の写真にはテキスト情報を付けていますので、ぜひ見てみてくださいね〜♪
iPhoneやFacebookにも便利機能が!
写真の内容を認識する機能は、みんなのiPhoneでもできるんだよ。
実際にこの写真を音声でどのように読むと思う?
(友人)
クレープじゃん!うーん、「黄色い生地」とか?
ブー×!
この写真については、「バナナ。加工した木材、おさら。」って読んだよ。
さすがに、クレープとはわかんなかったー。
iPhoneでも写真を自動で判別して読み上げる機能があるそう。
でも、AIはまだまだ万能ではないんですね。
現状は、自分で代替テキストを入力するのがベストです。
また、Facebookでは、顔写真によって人物を判定してくれる機能があります。
友達としてつながっている友人など、写真に写っていると「○○さん」と読み上げます。
iPhoneのアプリでも顔情報を登録しておくと、カメラにその人が写った際に名前を読み上げてくれますよ。
参考サイト▼▼
代替テキストを活用していこう!
(友人妻)
AIでも、まだ万能じゃないんだね。
そうすると、Instagramの代替テキストも、カスタムで自身で入力する方がよさそうだね。
(友人)
そうだね。
シェアする時にはテキストを付与していると写真の情報も理解してもらえるから良いかも!
テクノロジーの発展で、写真の情報とかもしっかりと解析してくれて、見えない人に正しく教えてくれる時代はもうすぐくると思うんだけどね。
便利機能がどんどん増えてほしいなー!
InstagramもFacebookも視覚障害者のための機能をしっかりと考えてくれていて嬉しいですね!
見えても見えなくても楽しめるSNS。
私たちもどんどん情報を発信していこうと思います。
With Blindとしてはまだ完全とはいえないものの、アクセシビリティーを施しているInstagramやTwitterでも情報を発信していくので、ぜひ私たちの投稿を覗いてみてくださいね♪