見えても・見えなくても使えるアイテムって魅力的ですよね。
今回は、視覚障害者のよーすけも3年以上も愛用している、スマートウォッチ「Apple Watch」について紹介したいと思います。
どなたでも便利なApple Watchですが、視覚障害者にとって助かる機能が盛り沢山!
具体的な便利な使い方や、おすすめのアプリケーションについても紹介していきます。
ちなみに、視覚障害者のiPhoneユーザーにおすすめのアプリはこちらをご覧ください↓
お勧めの理由その1:Suica連動でカード要らず!
皆さんは電車に乗る時に、ポケットからスイカやパスモのカードを出したり、お財布から探し出したりすることをめんどくさいと思ったことはありませんか。
白杖を持っていたり、誰かに手引きをされていたりすると、片手はふさがっていますので、もう一方の手で探す必要がありました。
急いでいたり、慌てたりすると、余計に探すのに時間がかかってしまいますよね。
カードを持ち歩いていた時は、カバンの中から探すのがめんどくさかったので、いつもズボンのポケットに入れてたんだ。
だけど、ポケットだと落とす心配もあって、不安だったんだよね。
Apple Watchなら手首をかざすだけで改札が通れるのでとても便利!
もう改札の手前で、SuicaやPASMOを探す必要はありません。
本当にスイスイと改札を通過できるので、とても便利です。
買い物の場面でも、手首をかざすだけで支払いが完了できるので、小銭やお札を探す時間も不要です。
よーすけの財布はいっつも小銭がたくさん入ってたもんね。
簡単に小銭を探すことも難しかっただろうから、キャッシュレスの恩恵は本当に大きいんじゃない?
視覚障害者におすすめのキャッシュレスについて書いた記事はこちら↓
Apple Watchで便利にキャッシュレスを利用できているおかげで、買い物でもとても重宝しています。
キャッシュレスをより便利に使う方法はこちら↓
お勧めの理由その2:「Siri」が使える!
Apple Watchの画面は小さいので、iPhoneの操作に慣れた方であっても、同じように操作するのは少し大変なのでは?
そんな時に活躍するのがIPhoneユーザーなら1度は使ったことのある「Siri」。
視覚障害者にとって、声のみで操作が完了するSiriは非常に便利なサービスなんですが、そんなSiriをApple Watchでも便利に使うことができます。
Siriに話しかけるだけで、スケジュールを登録できたり、アラームを設定したり、電話をかけられたりするので、とても便利です。
便利なのはわかるけど、街中で一人でApple Watchに向かって話しかけるのは少し恥ずかしいかも…。
実はこそこそ声で話しかけてもSiriはちゃんと反応してくれるから大丈夫だよー!
恥ずかしがり屋の俺でも問題ないから(笑)
そして、こそこそ声でもお願いしたことをきちんとしてくれますので、本当に優秀です♫
お勧めの理由その3:道案内を振動で教えてくれるナビゲーション機能
視覚に障害があると、初めての場所で迷ったり、慣れていない場所で戸惑ったりすることも多いです。
そんな時に、Apple Watchのマップ機能を使えば、道案内を振動で教えてくれます。
右に曲がる時は小刻みな振動、左に曲がる時は少し長い振動、目的地に近づいたときには特徴的な長い振動で教えてくれます。
iPhoneの音声ナビゲーションは、都度道順を確認するために立ち止まってルートを音声で確認することが多いと思いますが、Apple Watchの振動なら立ち止まる必要はありません。
iPhoneのナビ機能を使ってたんだけど、耳で聞くから、車や自転車の音が同時に聞こえないのが不安だったんだよ。
都度立ち止まらないと、歩きスマホにもなっちゃうしね。
お勧めの理由その4:時間以外にも情報をたくさん知ることができる
Apple Watchでは、現在の時間を振動か音声で教えてくれます。
これだけだと、他の視覚障害者用腕時計でも十分ですが、Apple Watchはそれ以外の情報も教えてくれます。
メールの着信とその内容、LINEの通知、リマインダーの通知をApple Watchで見ることができます。
ほかにも、Apple Watchの通知機能に対応しているアプリなら、手首に通知が届きます!
それだけではなく、メールに返信したり、LINEに返信したりもできます。
返信内容はiPhoneなどであらかじめ定型文を作成することもできますし、Apple Watchの音声で返信を書くこともできます。
なので、急ぎの返信をしたい時や、ちょっとした時間を有効活用したい人は、Apple Watchのこの機能を使ってみることをお勧めします。
ちょっとした返信だと、Apple Watchを使ってしてるよね。
お勧めの理由その5:マスクのままでもiPhoneのFace IDを解除できる
最後にとても便利な機能を紹介します。
新型コロナウイルス感染症防止対策として、日々マスクをしていると思いますが、なんとマスクをしたままでもiPhoneのFace IDが解除できるのを知っていますか。
設定はとても簡単。
Apple WatchとiPhoneをお持ちの方はぜひ設定してみてください。
煩わしいパスコードを入力する手間が省けますよ!
まとめ
今回は、視覚障害があるメンバーのようすけが考えるApple Watchおすすめポイントを紹介しました。
Apple Watchは、ここでは紹介しきれないほどの便利な機能がたくさんあります。
iPhoneだけでなく、Apple Watchは見えない人見えにくい人にとってもアクセシビリティが配慮されているので、問題なく使えるところもお勧めする理由の一つです。
ぜひ前向きに検討してみてはどうでしょうか。